2008.06.13

関内ホール「狂言の現在2008」

久々の狂言。
関内ホールでやる「狂言の現在」は
萬斎さんが解説をしてくださるのでお気に入り。

++ プログラム ++
小舞、トーク:野村萬斎
二人大名:高野和憲、深田博治、月崎晴夫
川上:野村万作、野村萬斎

「二人大名」
野遊びに出かけた二人の大名は太刀持ちの共がいないので、
通りがかりの男を脅して共に仕立て(ひどい)、無理やり太刀を持たせる。
大名たちに従うフリをしていた男は急に太刀をふりかざすと、
逆に大名を脅しつけ、着物を取り上げたり鶏の真似をさせたり…

非常に狂言的で面白い番組でした。
高野さん深田さんの息のあった演技が最高です!

「川上」
吉野の里に住む盲目の男が、山奥の川上というところに
開眼祈願に効く地蔵があると聞き、参籠して開眼する。
大喜びで帰宅する途中で迎えに来た妻と会い、共に喜ぶが
開眼の条件は「悪縁なので妻を離縁すること」だと男が妻に告げ、
別れ話を持ち出す。
腹を立てた妻は地蔵を罵り、「絶対に別れない」と。
男はあきらめ、妻と連れ添う決心をするが…。

狂言にしては珍しい「笑いだけではない」番組。
萬斎さんの解説で、「男女で感想の分かれる話だと思います」と…。
妻と別れて目を見えるようにするか。
盲目のまま妻と暮らすか。
怒ってしまった妻の気持ち…
うーん。
いろいろ考えさせられます。深いなぁ…。
萬斎さんの女役を見れたのは初めてだったので、
それも良かったです。

やっぱり解説があるとわかりやすくて良いです。
来年も行こうっと。
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